機会費用とサンクコストをUFOキャッチャーの例で学ぼう【合理的な選択】

考え方
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サンクコスト

サンクコスト(埋没費用)とは、「自分がすでにかけたコストで現状回収不可能なコスト」のことで、そのサンクコストに固執してしまい、損切りができないことは自身の幅を狭めるということが書いてあったと理解した

サンクコストを損切りできない例としては、ぬいぐるみを取りたくてUFOキャッチャーで2000円投入した。でも取れない…、でも2000円投入したから、損切りできないという状況を想像します。

ここで考えるべきは、「このぬいぐるみはこれからお金を投入してGETする価値があるのか?」「このUFOキャッチャーではお金を投入して遊ぶ価値があるのか?」であり、「2000円もう投入してしまったから…」を判断基準にしない。

機会費用

機会費用については、機会損失という言葉でよく聞いていた

機会損失については私もまだ理解できていない部分があるが、現状の理解を記しておく

機会費用とは、AとBを選べる状況でAを選んだ時、Bを選んだ時に得る利益のことを言う。ここでの利益とは、費用だけではなく経験などの貨幣での費用換算できないものも含むとのこと

アメリカ出張

例を挙げると、A.アメリカに3年出張に行く、B.アメリカへの出張に3年行かないとする。

アメリカへの出張は、出張手当がもらえる、海外渡航経験と自信がつく、出世にも近づけるかも知れない。ただBを選んだ時には、自身の子供の成長をビデオではなく毎日リアルで3年間見れる、感じれる。

Aを選んだら、Bの利点は取れない、Bを選んだらAの利点は取れない。Aを選んだ時の機会損失としては、Bの利益:子供の成長を生で見れる が損失となる。

Bを選んだ時の機会損失としては、Aを選んだ時の利益:出張手当、経験、出世への第一歩 が損失となる

UFOキャッチャー

UFOキャッチャーで考えると、現状2000円欲しいぬいぐるみに投入しているとする

A.これからもう少し金額を入れて、UFOキャッチャーをプレイする、B.プレイをしないが選択肢としてあるとする。Aを選択した時、Bを選択した際の利益:UFOキャッチャープレイする時間、投入予定金額が機会損失となる

Bを選択した時、Aを選択した時の利益:ぬいぐるみを手に入れられる可能性が機会損失となる

UFOキャッチャーでサンクコストと機会費用を考えると

またまた例を挙げると、UFOキャッチャーで2000円投入した時点で合理的な判断を得るために考えることは、「2000円投入してしまった」と言うサンクコストではない。

これからA UFO キャッチャーをプレイする:ぬいぐるみを手に入れられる可能性、B プレイしない:プレイ時間、投入する予定であるお金のA,Bの選択肢での機会費用を考えると良い

Aを選択すると、UFOキャッチャープレイする時間、投入予定金額という機会損失が出る。

Bを選択するとぬいぐるみを手に入れられる可能性という機会損失が出る

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