結論
何も失わずに何かを得ることは不可能だ
トレードオフの考え方
トレードオフの考え方を身につけよう
自分は美味しいところだけ取ったと感じるかも知れないけど、実はそんなこともない
例えばAとBの美味しいところをとったと自分では感じていたとする
でも同時にAとBの不味い部分をもとっている。そのことを自覚的になった方がいいなと思う
ノー負担で何でもは取れない
何でもとりたい、その気持ちはわかる
キャリアもお金も家族との時間も友人との時間も、自己研鑽の時間も
実際それに向かっている時は何でも取れているように感じているだろう
「私はキャリアも家族も自分を成長させることもしている」
でも時間とその人の余白・余裕は無くなっている
何でも取りに行きたい気持ちを否定しているわけではない
単純に、色々なことを求めて何かをする・自分は何でも取れるはずと思って何も差し出していないつもり
自分は美味しいとこだけ取っているという認識を改めた方がいいということである
最後に
選択においてのトレードオフは真理である
何かをとったとき、何かを断っている
シンプルだけど忘れがちだ、何でも取れそうだと思ってしまう
個人的に、選択はぬるっとしてもいいと思うけど、自分が美味しいところをとっている(=何も差し出していない)という謎の自信は捨てた方がいい
実はトレードオフを考え出すと、自分の有限性を感じる。
自分は案外何もできない、でも不可能なものを追いかけていたんだなと
若干のしらけ感があって、少しの絶望があって、そこからまた歩ける